2012/06/29
今、あなたの行動が命を救う
アフリカ・サヘル地域:1840万人が直面する食料危機
2012年、アフリカ西部の半乾燥地帯、サヘル地域の国々では、1800万人もの人々が食料危機による命の危険に直面しました。現在、マリ共和国では、干ばつに合わせて紛争の被害も拡大しています。およそ35万人が食料危機に加え、家を追われ生活の基盤を失っています。
サヘル地域の国々では2012年の終わりにようやく雨が降り、作物が収穫されましたが、危機が去ったわけではありません。食料価格は依然として高く、人々が充分な食料を得るには至っていません。子どもの栄養失調率は高く、100万人の子どもたちが深刻な飢餓に直面しています。加えて、数百万人の人々が食料危機の被害から生活を立て直すための支援を必要としています。
干ばつは、人の力で止めることはできませんが、飢餓は防ぐことができます。オックスファムは高騰する食料価格と人々の食料危機からの回復を目指して、活動を行っています。

Pablo Tosco/Intermon Oxfam
今、あなたの行動が命を救う
・寄付をする
・この情報を友達に知らせる
・コミュニティ・ファンドレイジングのイベントを開催し、寄付金を集めるとともに、サヘルの状況を広く知らせる
(イベントの例:ハンガーバンケットを開催する。ハンガーバンケットの様子は
こちら)
アフリカ・サヘル地域:1840万人が直面する食料危機
干ばつは避けられない、しかし飢餓は避けられる
オックスファムによる緊急人道支援
自然現象である干ばつは避けることができませんが、飢餓は人の力によって避けることができます。世界各国の支援団体や政府が支援活動に着手する中、オックスファムは120万人に支援を届けることを目指して緊急人道支援活動を始めています。
オックスファムの緊急人道支援
■水と衛生

Pablo Tosco/Intermon Oxfam
井戸の修復により、安全できれいな水を確保します。また、衛生知識を人々へ普及させる活動を行って伝染病を減らしています。
■食料

Fatoumata Diabate
キャッシュ・フォーワーク(緊急の雇用創出をする活動)を通じ、人々は食料を買ったり食料倉庫を修理したりすることができる現金収入を得られます。また、一部の地域では食料配布も行っています。写真は、キャッシュ・フォー・ワークの様子です。農地にくぼみをつけて降雨の際に少しでも多くの水を確保できるようにしています。
■家畜と農業

Andy Hall
家畜を干ばつから守るため、飼料支援、ワクチン投与、家畜の飲み水の改善を行っています。また、食料不足のために種子を食べたり売ったりした農家の人々が再度、作付けが行えるように種子を配布しています。
■アドボカシー・キャンペーン

Andy Hall
貧困や飢餓の原因となる仕組みを変え、小規模農家を支援するためのアドボカシー活動を行っています。
世界では、全ての人が食べられるだけの食料が生産されているにも関わらず、7人に1人が飢餓に苦しんでいます。オックスファムは、その原因が「壊れた食のシステム」にあると考えます。飢餓を引き起こす要因として、食料価格の高騰、気候変動、農地収奪など、さまざまな原因が複雑に絡み合っています。こうした問題を調査分析し、公正で持続可能なシステムや国際ルールのあるべき姿についての政策提言を行っています。
詳しくは、オックスファムの
GROWキャンペーンをご覧ください。
アフリカ・サヘル地域:1840万人が直面する食料危機
なぜ起きたのか、何が起きているのか
食料危機は複数の原因によってひき起こされています。
雨の振る回数が不規則で雨量が不足しています。
気候の影響を受けて収穫できる生産物が減少しています。
家畜にとってエサとなる牧草が不足しています。
食料不足によって食料の値段も上昇し続けています。
2010年に起きた食料危機の影響がまだ残っているなかで
今回の食料危機が起き、その影響はより深刻なものとなっています。
何が起きているのか
サヘルの現状を知らせるため、サヘルへの支援を集めるため、ちらし(pdf)をダウンロードしてご使用ください。
サヘル関連・更新情報
・映画「ハリー・ポッター」出演のボニー・ライト、オックスファム活動地を訪ねる(2012.8.24)