オックスファムは、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、
貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体です。

ヨルダンでシリア難民への支援を実施します

シリアで2011年から続いている武力紛争を通じて、これまで20万人以上の命が奪われました。シリアの実質GDPは、紛争前に比べて半分以下になりました。現在、シリアからは400万人近くが難民として周辺国などに逃れており、シリア国内に残っている人々の3分の1以上が国内避難民になっています

シリアからの難民やシリアに残る国内避難民などの数は、全世界の難民・国内避難民などの数の約20パーセントを占めます。シリアおよびその周辺地域の武力紛争の影響を受けて、2014年末の全世界の難民・国内避難民などの数は、UNHCRの記録上最多になりました(詳しくはこちらをご覧ください)。

シリア危機が長引くなか、オックスファムは、シリア危機によって被害を受けた約150万人の人々に緊急人道支援を提供してきました。例えば、現在、オックスファムはシリアの隣国ヨルダンにおいて、世界最大規模の難民キャンプであるザータリ(Za'atari)難民キャンプ全体に水供給ネットワークを構築すべく、活動を展開しています(詳しくはこちらをご覧ください)。

ただし、実はシリアからヨルダンに逃れた難民の多くは、難民キャンプではなく貸家もしくは仮設住宅などで暮らしています。例えば、ザータリ難民キャンプの近くのバルカ県(Balqa District)とザルカ県(Zarqa District)には多くの難民が暮らしていますが、彼らの収入は限られています。さらに、難民の流入などに伴い住居費が高騰するなか、難民だけでなく、周辺に住む貧困層のヨルダン市民のなかにも、衛生環境が整わない生活を余儀なくされ、最低限の衛生用品すら購入できない人々がいます。

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今回、オックスファム・ジャパンは、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて、バルカ県やザルカ県の貧困地域などに住むシリア難民や貧困層のヨルダンの人々への支援を行います。具体的には、20ヨルダンディナール(2015年6月25日現在のレートで約3500円)相当の衛生用品の商品引換券を配布し、石鹸やオムツなど、それぞれの世帯に必要な衛生用品を購入してもらいます。

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写真:商品引換券で買える衛生用品の例

来週には、人道・安全保障分野のポリシー・オフィサーの夏木碧をヨルダンに派遣する予定です。来週以降に、ヨルダンから、支援の実施状況を報告します。

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