オックスファムは、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、
貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体です。

国連総会第一委員会:2013年の武器貿易条約(ATT)交渉会議開催に合意

プレスリリース

2012年11月7日 「コントロール・アームズ」国際キャンペーンプレスリリース(要約)

国連総会第一委員会:2013年の武器貿易条約(ATT)交渉会議開催に合意


2012年11月7日(水)、国連総会第一委員会で、2013年3月にATT交渉会議を開催するための決議が採択されました。賛成157か国、棄権18か国で、反対した国はありませんでした。2006年以降の一連のATT決議のなかで、中国が今回初めて賛成しました。


ATTについては、2012年7月にコンセンサス方式(基本的に全交渉参加国の合意を要する)で交渉会議が開催されましたが、会議最終日にアメリカ等の国々が、もっと時間が必要である、と述べるなどして交渉は決裂しました。今回の第一委員会で提示された決議案は、2013年3月に開催するATT交渉会議もコンセンサス方式で開催するとしており、今回の第一委員会で多くの論争を生みました。「コントロール・アームズ」キャンペーンも、コンセンサス方式への懸念を表明してきましたが、最終的に採択された決議案にも、3月交渉会議をコンセンサス方式で開催する旨が含まれました。


ただし、NGOのロビイングの結果、今回の決議には、2013年3月の交渉会議で合意に至らなかった場合にも、ATTが国連総会のアジェンダであり続ける旨の文言が含まれています。このことは、3月の交渉会議で条約案が採択されなかった場合、2013年の国連総会での条約採択を目指すことを可能にするものと言えます。


また、今回の決議は、2012年7月交渉会議で作成された条約案を、3月の会議での交渉のベースにするとしています。この条約案はベースとしては良いものですが、弾薬の規制が不十分であるなど、いくつかの深刻な抜け道があります。「コントロール・アームズ」キャンペーンは、たとえ抜け道だらけの条約でもコンセンサス方式で採択すれば良いというものではなく、抜け道を塞いだ厳格な内容のATTにすることが重要だと訴えています。


英語のプレスリリース全文は、こちら(pdfファイル)。

【「コントロール・アームズ」キャンペーンとは?】
「コントロール・アームズ」キャンペーンは、厳格な内容のATTを求める市民社会による、世界125カ国以上で行われている国際キャンペーンです。キャンペーンは、ATTが、武器や弾薬の移転が、紛争や貧困、国際人権法や国際人道法の重大な侵害などを助長することを防ぐ、国際的な法的拘束力のある条約であるべきと訴えています。詳しくは、以下のキャンペーン・ウェブサイトをご覧ください。

http://www.controlarms.org


【関連情報】
・ATTに関する資料や情報リンク集などは、「武器と市民社会」研究会ブログのATTコーナーに掲載されています。

http://aacs.blog44.fc2.com/blog-category-6.html


このプレスリリースについてのお問い合わせは、下記までお願いいたします:

(特活)オックスファム・ジャパン 夏木碧 midori@oxfam.jp  Tel 03-3834-1556

カテゴリ:プレスリリース
タグ:pressrelease
国: