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新しい役者、変わらぬ物語 釜山開発援助会議の成否は先送り

新しい役者、変わらぬ物語 釜山開発援助会議の成否は先送り

2011年12月1日 韓国・釜山: 本日韓国の釜山で閉幕した「第4回援助効果ハイレベルフォーラム(HLF4)」について、国際開発支援団体オックスファムは評価声明を発表し、「ドナーは援助の質的向上に向けた重要な決定を先送りした」と指摘しました。

伝統的ドナーと「新興」ドナー、そして貧困国を含む、すべての国に適用される共通モニタリング基準に関する決定は、2012年6月まで先送りされることになりました。


山田太雲(オックスファム・ジャパン アドボカシー・マネージャー)

「今回の会議では、あまりにも多くの事項が先送りされ、貧困国市民に対する責任を果たすことはできませんでした。この会議は、すべての国が援助効果向上に向けた取り組みを誠実に実行するための合意を得るまたとない機会でした。」


「今回の合意内容が実態と実効性を伴うかどうかは、6ヶ月後に判明します。私たちは、この決定が密室で行われるようなことがないことを強く求めます」


「『良い援助』には国籍などありません。合意内容を守るかどうかをドナーの自発性に委ねてしまっては、貧しい人々は、貧困脱出の助けにならない援助に耐えることになります。」

「今回の会合は、先進国ドナーと新興国ドナーの『やりたい援助』に関するやり取りに終始し、世界の最貧層の人々にとって『必要な援助』に関する議論は、脇に追いやられてしまいました。」

「オックスファムは、OECDが釜山後のフォローアップを2012年半ばまで監督するという決定を歓迎します。釜山成果文書は、今までよりも多くの国を交渉の席につかせ、行動に対するアカウンタビリティを負わせました」


「関係国・機関・組織はすぐに仕事に取り掛かり、新たに設置されることが決まった『効果的な開発協力のためのグローバル・パートナーシップ』の機能や、釜山合意の実行への移行方法について、6か月の間に明確にしなければなりません。10億人を超える世界の最貧層の人々が求めているのは言葉だけではなく、測定可能な行動です。」


以上




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