オックスファムは、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、
貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体です。

パキスタン

パキスタン写真(EDP報告書より※クレジットは不明).jpg

パキスタンでは国全体で人口の22.3%、農村部では27%が貧困線以下で暮らしており、都市部と農村部の格差が大きな問題となっています。2011年の10歳以上の識字率をみると国全体では男性が81%、女性は67%となっていますが、農村部における識字率は男性が63%、女性が35%と低い値になっています。農業はパキスタンの主要産業で、人口の約40%が農業に従事し、 世界でも有数の酪農が盛んな国です。酪農家の家庭内の役割分担は、女性は文化、社会的に家畜の管理に多く従事し、男性は販売や収支の管理を担うことになっています。女性は家庭内でお金を自由に使うことができないため、男性よりも教育を受けられないでいます。また、販売を担うこともできません。

オックスファム・ジャパンの活動

中小企業支援プログラム: 乳製品の加工・販売

1. 酪農家で構成される小規模な会社(Sakhi Dairy Enterprise: SDE)の設立支援
2013年9月に小規模な会社(Sakhi Dairy Enterprise: SDE)を設立しました。

2. 牛乳の集荷施設の建設を支援
これまでに3か所で小規模な会社(Sakhi Dairy Enterprise: SDE)を設立し、2014年には新たに7か所の建設を予定し、新鮮な牛乳を円滑に輸送できるようにします。

3. 販売先の開拓、交渉力の強化に関する研修
オックスファムの支援を受けながら、利益を向上するため、SDEが主要バイヤーと直接価格交渉を行っています。

4. 女性のリーダーシップ強化に関する研修


成果

集荷施設の建設や販売に関する研修の実施により、2013年1月から9月で酪農家の会社は約750万円を売り上げました。また、女性のリーダーシップ向上の研修により420人の酪農家の会社メンバーのうち、女性の参加が39%となりました。