オックスファムは、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、
貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体です。

「世界中の子供に教育を」キャンペーン

■■「世界一大きな授業」キャンペーンとは?■■

毎年4月から、世界中の子どもたちが教育を受けられることを目指して「世界一大きな授業」キャンペーンが開催されます。 このキャンペーンでは、世界100カ国で一斉に世界における教育の実情について学び、教育の重要性を考える機会となっています。
2003年から始まったこのキャンペーンでは、日本全国で1000校/グループ、10万人の参加を目標としています。毎年、オックスファムのサポーターからも多くの方が企画の実施を行っています。

■■教育は貧困と闘う最大の武器■■

教育をうけることによって、人々は生きるために必要な知識や技能を獲得します。
教育を受けることで人々を取り巻くすべての貧困問題が解決されるわけではありません。しかし、貧困対策における教育の意義は、より良い生計手段の獲得を助けるだけではありません。たとえば、母親が教育を受けた年数によって、妊婦検診の有無に差が出ています。初等教育が完全普及すれば、1年間で少なくとも100万人の乳幼児の死亡が減少すると言われています。また教育を受けることで、読み書きなどの能力を獲得し、情報を獲て発信することもできますし、ニカラグアでは、教育を受けた人々が、自分たちがどのような権利を持っているのかを知り、実際に権利の実現を求めて、行動を起こすようになりました。

Tom%20Pietrasik%20Oxfam33.JPG
© Tom Pietrasik/Oxfam

■■教育を受けることは基本的人権■■

国際社会は、「万人のための教育(EFA: Education For All)」を定め、世界中の人々が教育を受けられることを約束しました。この取り組みは、政府、援助機関、市民やNGOが協力して、2015年までに世界中のすべての人たちが教育を受けられる環境にすることを目標としています。

目標1 就学前保育・教育の拡大と改善。
目標2 2015年までに無償で質の高い教育をすべての子どもに保障。
目標3 青年・成人の学習ニーズの充足。
目標4 2015年までに成人識字率を50%改善すること。
目標5 2015年までに初等・中等教育における男女格差を解消し、2015年までに教育における男女平等を達成すること。
目標6 読み書き、計算能力など教育のあらゆる面における質の向上。

初等教育の完全普及と男女の就学格差の是正に関しては、2015年までに貧困の半減などを目標としている「ミレニアム開発目標」においても明記されています。

目標2 普遍的初等教育の達成
-2015年までに、世界中のすべての子どもが男女の区別なく初等教育の全課程を修了できるようにする。
目標3 ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
-2005年までに初等・中等教育における男女格差の解消を達成し、2015年までにすべての教育レベルにおける男女格差を解消する。

*ミレニアム開発目標に関してはこちらをご覧ください。

■■全国で660の学校・グループ、5万8418人が参加■■

2013年4月15日(月)~5月12日(日)に教育の現状について理解を深め、誰もが教育を受けられるよう政府に働きかけるキャンペーンである「世界一大きな授業」が行われ、教育の重要性について考える授業やワークショップが日本各地で開催されました。日本全国で660学校・グループ、5万8418人が参加しました。2013年、オックスファム・ジャパンの働きかけで大学生を中心に600名以上が参加しました。 177195646_org1.JPG
© Oxfam Japan

■■参加者の声!■■

2013年度の「世界一大きな授業」にも、チェンジ・リーダー(CHANGE Initiative参加者)を中心に多くの方にご参加いただきました。「世界一大きな授業」を横浜市立大学で企画した2013年度のチェンジ・リーダー、時里さんは、参加者の感想として、「自分とは違う視点の意見を聞くことができてうれしかった」「子どもだけでなく、大人への教育の機会も必要だと感じた」「政策決定者はもっと人々の声に耳を傾けてほしい」「政府開発援助の使途を明確にし、教育分野への援助を増額してほしい」といった参加者の方々からの感想を寄せてくれました。
その他、愛媛大学、駒沢女子大学、成蹊大学、学習院大学、近畿大学などでも世界一大きな授業が行われました。

キャンペーンへの参加方法に関しては、キャンペーンのウェブサイトをご覧ください。

2%201.JPG
© Oxfam Japan

972192_379530198822862_1915743477_n%201.JPG
© Oxfam Japan