オックスファムは、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、
貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体です。

3月9日(金)-12日(月)開催: CHANGE Initiative 2018 トレーニング・イベント チェンジ・ウィーク

学生対象の国際協力リーダーシッププログラム、CHANGE Initiativeの2018年度参加者向けのトレーニング・イベントである、チェンジ・ウィークが3月9日から12日までの3泊4日で開催されました。本年度は北海道から沖縄まで、地域から変化をもたらすリーダーとなる31名の高校生、大学生及び大学院生が集まりました。

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1日目は、午前中に参加者同士が打ち解けられるよう、対話を通してお互いを知るアクティビティーやアイスブレイクを行いました。昼食を挟んでオックスファムの活動や考え方、ビジョンの紹介を行いました。キャンパスに戻った後を想定して参加者自身でお互いにオックスファムのことを説明し合う時間や、ディスカッションを通してオックスファムのビジョンを深く体感するためのセッションもありました。
夜には参加者が5-6人の少人数のスモールグループに分かれ、なぜこのプログラムに参加したのか、自分はなぜ社会問題に取り組みたいのかという想いを分かち合いました。最初は参加者にも緊張の様子が伺えるようでしたが、一日の終わりには「緊張がほぐれた」、「自分やお互いを深く知れた」などという声も聞かれました。

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2日目は朝に任意参加で社会や参加者一人ひとりがもつ偏見や格差を可視化し、自分の持つ特権意識や劣等意識を考えるアクティビティを行いました。その後、活動をすることで「意識高い」という声がかかることなど、国際協力をする際に直面する課題について参加者同士でディスカッションを行ったほか、社会を変える担い手としての若者の重要性や、活動を分かち合い祝福することの意義を振り返りました。
午後はオックスファム・ジャパンが開発した「構造から考える世界の貧困」というワークショップを行い、貧困の構造を捉えながら、その中で一人ひとりがどのように変化をもたらすことができるかを考えました。続いて、食の不公正を見える化させる「オックスファム・ハンガーバンケット」を体験しました。参加者の中でも様々想うことがあったようで、共有の時間をはじめその後の晩ご飯の時間まで多様な感想が寄せられました。
夜はオックスファムとWake Up Japanの共同制作の「キャンパス活動シミュレーション」を行いました。キャンパスでの活動をボードゲーム形式でシミュレーションするワークショップで、参加者からはそこでの失敗や成功を学びに、キャンパスでの活動を具体的に想像している様子が見受けられました。

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3日目は朝に任意の企画としてNVC (非暴力コミュニケーション)のアクティビティを行いました。次にオックスファム・ジャパンのアドボカシー担当より、実際の取り組みを紹介するブリーフィングセッションが行われました。ブリーフィングの後には、ポスター作りでキャンパスや地域でどのように啓発活動をしていくかを実践に学びました。そして、2018年度のオックスファムとしての重要な日程の共有と、チェンジ・ウィーク後のチェンジ・イヤーのプランニングを行いました。
昼食では地域ごとに分かれて、各地域での連携や合同企画について話し合いを行いました。続いて、昨年以前の参加者であるチェンジ・ファシリテーターが登壇し、彼らの一年間の活動での気づきや学びについての共有を行いました。参加者は皆、自分の活動プランを念頭に置きながら真剣に聞き入っていました。
最後のプログラムは外部にも公開した、自由なディスカッションの時間でした。過去のチェンジ・リーダーを中心に15名程度の参加があり、2018年度のチェンジ・リーダーと共に考え、様々な価値観を分かち合いました。

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4日目の最終日は、それぞれでチェンジ・イヤーのプランをスモールグループで発表とそれに対して他のメンバーが手伝えることを共有しました。もやもやした気持ちもありつつ、活動に期待を寄せ、グループの関係性もさらに深まった様子でした。
クロージングワークショップでは、6テーマで4日間の学びをポスターにまめる活動を行ったあと、最後に全体での振り返りを行いました。
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この4日間では、2011年度から2017年度のチェンジ・リーダーと話をする機会や、これまでの人生で体験した認識や自分の価値観を振り返り、また、よりよい社会を築いていくことがそれぞれの人生にとってどのような意味があるのかを問う機会が多くありました。
参加者の方々の中には疲れも見えましたが、社会を変えることができそうという声やこれからの活動が楽しみだという声も寄せられました。
オックスファム・ジャパンとしても、各地のチェンジ・リーダーと共に、日本国内からも「貧困のない公正な世界」の実現を目指して、行動を続けていきます。

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