オックスファムは、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、
貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体です。

熊本地震支援活動の事業進捗報告

2016年4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生した「熊本地震」。何度も繰り返し強い揺れに襲われ、約50人の尊い命が失われたほか、3万棟を超える住宅が全壊・半壊の被害を受けました(消防庁発表、6月16日時点)。

4月半ばには最大183,822人が855か所の避難所で避難生活を余儀なくされていました。2か月後には避難者は6,160人、避難所は122か所と数は減りましたが、全壊・半壊した家に戻れない方々は「仮設住宅」「みなし仮設(賃貸住宅)」や「福祉避難所」等を一時的な住まいとして、生活の再建に取り組んでいます。

くらしの復旧、まちづくり、地域産業の復活・・・ 熊本の方々が主体となる復興はこれからです。


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PHOTO:はあもにい / Oxfam Japan

オックスファム・ジャパンの熊本支援
オックスファムは支援から見過ごされがちな方々を対象として、地元の団体とパートナーシップを組んで以下の事業をサポートします。

  • 母子の精神的不安の緩和
    被災地では様々な「こども支援」が展開されていますが、母親のケアはまだ不十分です。住み慣れた街の風景が突然変わり、余震が続く中で不安をかかえる小さな子どもたちを支えているのは主に母親です。夜中に突然叫んだり、母親から離れなかったり、攻撃的な言動をする、そんな子供たちを支える母親自身も震災で傷つき、不安をかかえています。

    東日本大震災後の支援活動を通して、災害後に母親がストレスを軽減し、地域の様々な支援者とつながることは、こどものケアはもちろん、自らの生活を再建していくうえでも大きな効果があることが明らかになっています。

    オックスファム・ジャパンは「熊本市男女共同参画センター はあもにい」をパートナー団体として、母子の精神的不安の緩和事業を支援しています。「あなたの『楽しい』がこどもの『ケア』につながる」をキャッチフレーズとしたこの事業では、豊富な経験をもつ熊本の子育て支援団体と協働し、参加費無料のワークショップや出張プログラムを通して母子のケアを行います。

  • 支援者のケア
    突然起こった大災害では、発災時から現在に至るまで、地元自治体の職員の方々や福祉・医療関係者、教職員等、多くの方々が支援活動に奔走しています。避難所の多くが閉鎖された現在も、支援者の多くは被災者支援や復旧・復興等、大量の業務を担っています。自らも被災者という方も多く、自分自身の家族や生活再建が後回しになり、自分を責めながら仕事を続けるような状況が続いています。

    東日本大震災では、地元の自治体職員や専門職の方々の多くが過労とストレスのために心身を壊したことが大きな問題になりました。しかしながら、支援者に対するケアは、現在でも十分とは言えない状況です。

    オックスファム・ジャパンは「熊本市男女共同参画センター はあもにい」をパートナー団体として、同センターが取り組む「支援者のケア」をサポートしています。「『休めない病に用心しましょう』」と書かれた「よりよい支援を続けるための自己メンテナンスシート」を支援者3万人以上に届け、支援者が自分流のメンテナンス方法を見つけて、ストレスを軽減し、必要ならばSOSを出せるようサポートすることを目指します。

s_IMG_kyaraban.JPGPHOTO:はあもにい / Oxfam Japan

熊本地震支援活動については、今後もこちらのホームページで活動の報告を行っていきますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

活動:緊急人道支援
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