プロジェクトに参加している山村の人々
土壌浸食、水不足、森林伐採などがインド北部の多くの村々にとって大きな問題です。人々は、水や、薪や家畜の飼料の為に、本当に遠くまで歩かなければなりません。これらの仕事は今までも少女や女性の仕事でしたが、今日では特に少女・女性たちへの負担がおおきくなっています。なぜなら、村の男性は村を離れて都市へ出稼ぎに行っているからです。日々の生活で直面する現実や差別は女性にとって大きなストレスです。村の女の子のなかで、学校に通えるのは10%から20%であり、女性の成人の識字率は男性よりも30%低く、女の子は男の子よりも低い年齢で結婚させられるか、仕事に就かせられます。そして、女児堕胎は珍しいことではありません。
現在、村の人々はヤギや鶏を育て、果樹園や温室を作り、融資の資金運営を管理する女性グループを組織しています。村に貯水システムが作られたため、遠くまで歩いて水を汲みに行く必要がなくなりました。女性達は飼料を集めに遠くまで出かけていますが、その負担を減らすために牧草を育てはじめました。女性達は、助産術、応急処置、衛生、リプロダクティブヘルスのトレーニングに参加しています。また、200人の少女と女性が、この地域の9つの教育センターで識字テストに合格しました。
©Tim Liu
●ビムラさん(55歳)(左)の家族は鶏飼育プロジェクトに参加しています。卵は3ルピーで売れ、卵の収入で家族の食料の半分を買うことができます。

©Tim Liu
●ヤギの飼育は村でははじめての経験です。

©Tim Liu
●薪を集めるのは女性の仕事です。

©Tim Liu
●家畜用の飼料を集めるのも女性の仕事です。

©Tim Liu
●雨水が屋根を伝って貯水タンクに蓄えられます。
<From OHK 'ONE Magazine', 2008 February>
Wrriten by Madeleine SLAVICK