オックスファムは、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、
貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体です。

格差と不平等

格差と不平等
航空会社のファーストクラスの広告前を自転車で通り過ぎる行商人の男性   ©G.M.B Akash/Panos

今日、世界で最も豊かな85人の総資産は、世界人口の半分に上る35億人の総所得に匹敵します。極端な経済格差によって、教育や医療、雇用の面にも格差を生じさせ、多くの人から豊かになる道を奪ってしまいます。先進国・途上国を問わず拡大する格差は、社会を分断し、経済を停滞させ、多くの人を貧困に追いやります。このような格差は自然に発生するものではなく、エリートの声に傾きすぎた政治の結果起きているものです。
格差を是正することは可能です。過去10年間の間に、税制を公平に強化し、集めた税金を医療や教育、雇用対策や貧困者の生活支援に使うことで、経済格差を縮めた取り組みが世界各地で成功を収めています。

オックスファム・ジャパンの取り組み

アドボカシー

オックスファムは、過去数十年間の間に各国が取り入れてきた財政のあり方が深刻な経済格差の主因の一つと捉え、各国政府にその見直しを求めています。具体的には、税制における法人税や資産税、所得税などの割合を増やし、税の公平性を高めることと、各国にこれらの税の切り下げ競争を促してきた『タックスヘイブン』などの問題を解決するための国際協調を進めること、そして、集めた税金については貧しい人たちが教育や医療を無料で受けられるようにするための財源として使うよう訴えています。