オックスファムは、世界90カ国以上で貧困を克服しようとする人々を支援し、
貧困を生み出す状況を変えるために活動する国際協力団体です。

西アフリカ(エボラ・ウイルス病)

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シエラレオネでの手洗いの普及活動

2014年3月、西アフリカ・ギニアでエボラ・ウイルス病(以下、エボラ)の感染者の集団発生から始まり、リベリア、シエラレオネ等の西アフリカ諸国に拡大しました。2015年2月3日までに、累計22,000人以上に感染の疑いが確認され、8,900人以上が亡くなりました。

発生地域



エボラ・ウイルス病の拡大

西アフリカの感染者は全体として減少しており、感染が最も深刻だったシエラレオネ、リベリア、ギニアの3国では、急激に減少しました。復興に向けた動きも出てきており、リベリアでは治療施設が徐々に終了されました。しかしながら、西アフリカにおける感染の完全な終息までには今後かなりの時間がかかることも予測されています。

オックスファムの活動

オックスファムはエボラの感染拡大を防ぐことに重点を置き、リベリア、シエラレオネ等で支援活動を行いました。

現地では、コミュニティ・ヘルスワーカーによる戸別訪問と感染を防ぐためのマスクや手袋等の物資の提供を行いました。また、手洗い用の水タンクやトイレの設置、石鹸の配布や、現地のラジオ放送やテレビドラマを活用したエボラの周知活動も行いました。シエラレオネでは、医療機関と協力して現地に病院施設を建設し、エボラ感染者の治療が行われています。オックスファムはこの施設の運営、水の配給、汚物処理施設の支援を行いました。2015年2月3日までに、リベリア、シエラレオネ、セネガル、ギニアビサウ、セネガル、ガンビア、マリで120万5千人以上に支援を届けました。

ガンビア、ギニアビサウ、セネガルでは、現地のパートナー団体と共に、エボラ感染予防に関する、ポスターの掲示、戸別訪問を通じた周知活動を行いました。また、手袋、マスク等の衛生用品が医療関係者に配布しました。リベリアでは、戸別訪問による啓発活動から、学校などのコミュニティを中心とした場所での啓発活動に移行しました。

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オックスファムの研修を受けた村のボランティア。村の人々にエボラの現状や発病した時に何をすべきか、どのように自分自身を守るか説明する活動を行いました。エボラがどのように感染するかについて誤った理解をされていることもあり、エボラの感染拡大を防ぐために不可欠な活動です。


エボラの感染者の減少に伴い、2015年4月に、オックスファム・ジャパンは緊急人道支援のための寄付受付を終了いたしました。これまで寄付いただきましたみなさま、ありがとうございました。 89090scr Copyright②.jpg